テニスコートの外での練習も大切

休日の練習 テニス

連休や特にお正月にコートで練習ができる環境と言うのはなかなかないと思います。でもコートで練習はできなくても、オフコートで練習できます。お正月なので練習は休み?甘い甘い(笑)親戚も集まり、色々と忙しいでしょうが練習はしましょう。




連休はテニスコートも休みだし練習は休みだ!なんてことはない

何が大切ってテニスコートでの練習よりもテニスコート以外での練習が大切です。テニスコート以外での練習がどれだけ大切なのか気づいてもらいたいです。連休だから「今日は特別な日!」というのを作ってしまうと、何かとそういう日を作りたがるわけです。
こういう時こそ、練習をすることが大切だと思います。

昔は、1日練習を休むと取り戻すのに3日かかると言われたものです。別にね、何時間も練習しなさいというわけではなく5分でいいので素振りをしたり、縄跳びやラダーをすればいいわけです。何が大切かというと休まずに続けたということ。

強くなるには続けるということがくせになっていることが大切です。このくせを作り上げることが大切なのです。1日でも休むと次の練習がだるくなる。誰でもそうです。

でも強い人はそうじゃない。休むのがイヤ。イヤというより動いている方が好きなんでしょうで。強くなる人の資質がそこにあるわけです。いい意味でテニスと遊びは同じ。テニスを真剣に遊ぶ。これの考えが身につくと強くなれると思います。勿論、テニスの上達とともにその遊びの感覚ももっとレベルの高い遊びへと変わっていきます。

知り合いの女子プロ選手(WTAの上位まで行った方です)と一緒にテニスをしたときです。「もっと楽しんでテニスをしましょう!(にっこり)」と言っていました。彼女の言う通りテニスは楽しむもの。それぞれのステージや学年によって遊び方は違うでしょうが、その根底は同じだと思います。

テニスコート以外での練習はアイデア次第で色々なトレーニングができる

まだ小さな子供のころ、家の中で色々な遊びをしたと思います。そんな経験はありませんか? 家の中で、庭で、外で色々なトレーニングができます。鬼ごっごや縄跳び、ゴム飛び。他にもキャッチボールやドッヂボールなどなど。ちょっとしたスペースがあればいろいろな遊びができるのです。

要は発想と工夫で色々な遊びながらのトレーニングができるのです。
トレーニングというと嫌がるけど、遊びだというとダッシュやジャンプも苦ではない。考え方をちょっと変えるだけでいつの間にか遊びがトレーニングになっています。

例えば、初めてテニスをさせた時に見るのは、走り方やボールの投げ方です。それを見ると運動能力の良さがある程度わかります。そしてその子たちの両親に小さい頃の話を聞くと、外で走り回っていて家の中にいるのが外にすぐに遊びに行きたがるという傾向があるようです。これがすべてではないと思いますが、小さい頃に外で遊び色々なことを体験している子は俗にいう運動神経が発達しているようです。

今現在、育成クラスで練習をしている選手も色々なスポーツをすることが大切だと思います。それはプロ野球の選手がオフシーズンやキャンプの時に色々なスポーツを練習に取り入れていること見ればわかります。

どんなスポーツも共通点はあります。テニスだけにこだわりすぎてうまくいかない時、またどうしてもうまくいかない時、悪い癖が直らない時は他のスポーツを練習に取り入れてみるのもひとつの方法です。