テニスの上達は自宅練習が9割!子供に教えて欲しいトレーニングまとめ

自宅でできるテニスの練習とトレーニング テニス

テニスで上手になるにはコートでたくさん練習することも大事ですが、コート外でのトレーニングも同じくらい大切ですよね。でも、自宅でどんな練習をするのが良いのか分からないのではないでしょうか?

ここでは自宅で最低でもやっておいたほうが良いトレーニングや練習方法を紹介します。自宅で基礎を身につけてできるだけ良いコンディションでテニスコートでの練習にのぞみましょう。




テニスは基礎体力とバランスが大事。自宅でできるトレーニング

自宅でできるトレーニングとしていくつか紹介したいと思います。自宅での練習はコートでベストな状態で練習をするための準備で、日ごろからトレーニングをする習慣をつけましょう。コート外での努力が勝利に近づく大切な一歩です。

簡単にできるトレーニングというところがみそです。毎日続けるには簡単な方がいいのです。

縄跳び

縄跳びがひとつあれば場所を選ばずにできるのでもってこいのトレーニングです。縄跳びの効果は次のようなことがあげられます。

・リズム感を養う
・全身運動なので体力がつく
・バランス感覚がよくなる

スキッピングロープ

ラダートレーニング

・脳からの命令を脚の筋肉に伝える能力を高める為のもので、
ラダートレーニングを行うことで脳から筋肉までの命令系統の速度があがり脚の動きが良くなります。
今ではさまざまなスポーツのトレーニングに使われており、ラダーは通販などで安価で手に入れることができます。

洲本Jrラダートレーニング

ライントレーニングの効果

ラインは1本の線があるだけできるトレーニングで道具を必要としません。ライントレーニングはとても複雑な動きをする為、なかなかうまくできません。これがライントレーニングの目的とするところで、頭で一生懸命考え体に伝えると言うことをが大事なわけです。また、元々リハビリ用に考えられたものなので、ケガの予防にも役立ちます。

ライントレーニング・ウォーミングアッププログラム

ダイアゴナル

体幹トレーニングの中でも代表的なトレーニングです。
テニス選手にかかわらず、スポーツ選手にとって大切な体幹(インナーユニット)を鍛えます。体幹がしっかりとしていないと、スイングは勿論、ボールを追うことも満足にできません。しっかりと鍛えましょう。

子供・テニス初心者向け自宅できる練習

子供・テニス初心者の人は始めにボールの動きに慣れることが大切で、ここでしっかり練習しておくとテニスの上達に大きく役に立ちます。

キャッチボール・ワンバウンドパス

 
キャッチボールは、ボールを投げる動作がサーブを打つときと同じ動きになるのでとても大切です。また、ボールの動きを予測する、動く物をしっかりと見るための視機能の訓練にもなります。視機能の訓練はとても大切で6歳から13歳までが視機能を高めるゴールデンエイジと言われています。

キャッチボールは、投げるフォームに気を付けて相手の胸にめがけて投げましょう。慣れてきたら山なりのボールや相手に届く前に落ちるワンバウンドなどの色々な軌道のボールを投げ合い、その動きをよく見たり、予測したりする練習をします。

テニスラケットでリフティング

 
テニスはラケットという道具を使うので、まずラケットに慣れる必要があります。常日頃からラケットとボールを使ってボールをコントロールをする練習をすることで上達が早くなります。はじめは上に向かってボールを突くだけでいいですが、慣れてきたら色々アレンジしてみましょう。

子供・テニス中級者向け自宅できる練習

テニスラケットとボールの扱いに慣れてきたら、少しアレンジを加えてさらにラケットコントロールを練習していきましょう。それから、実戦に向けての大切な練習、素振りに入ります。

テニスラケットでリフティング(利き腕じゃない方で)、フレームでリフティング

利き腕でリフティングができるようになったら今度は利き腕ではない方でリフティングをしてみます。利き腕でない方でリフティングをするとなかなかうまくいかないのですが慣れてくるとボールの打ち方やラケットの握り方など新しい発見が出てきます。そうすることで利き腕で打った時にもっと上手く打てるようになるのです。

フレームでのリフティングは集中力とラケットの使い方を学ぶために役立ちます。集中力が少しでも途切れるとなかなか続きません。またラケットを正確に動かさないとボールがとんでもない方向に飛んで行きます。

集中力とラケットコントロールを上達させるためにも是非取り入れてください。

素振り

素振りはゆっくりとスローモーションのようにやり、動作ひとつひとつをしっかりと確認しながらラケット振ります。実際にボールを打っているとき、素振りの時のスイングに違いがないか確認しながらやります。違いがわからない人はもっと自分の動きを観察する癖をつけましょう。

テニスの自宅練習法まとめ

ふつうの子供たちはコートで練習するよりも自宅で練習する時間が長くなります。コートでの練習には限りがあるので自宅での練習をする充実させる必要があります。自宅での練習をすることによりコートでのパフォーマンスや効率よく練習できるようになるのです。それの繰り返しが実際の試合で効果を発揮するのです。是非、自宅での練習をして、テニスコートに通って下さい。

今日紹介したトレーニングです。ぜひやって下さい。

・縄跳び
・ラダートレーニング
・ライントレーニング
・ダイアゴナル
・キャッチボール
・ラケットでリフティング
・素振り